XMには3つの口座が存在しますが、その中で他の2つと形式が違う口座がZERO口座になります。
今回はそのZERO口座の特徴やどんな方に向いているかなど紹介していきます。

XMのゼロ口座(ZERO口座)とは?


- 最大レバレッジ500倍
- 最狭スプレッド0.0pips
- 透明性の高いECN取引
- 取引手数料往復10ドル
XMのゼロ口座の特徴
XMのゼロ口座はECN取引の方式を採用しており、スタンダード口座やマイクロ口座よりも透明性が高いです。


XMのゼロ口座のレバレッジは最大500倍でスプレッドが狭い代わりに取引手数料が往復で10ドル/ロットかかります。


スタンダード口座やマイクロ口座との違い
スタンダード口座 | マイクロ口座 | ゼロ口座 | |
---|---|---|---|
レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 |
CFD取引 | |||
1ロット | 10万通貨 | 1000通貨 | 10万通貨 |
口座開設ボーナス | 3000円 | 3000円 | 3000円 |
入金ボーナス | |||
XMP | ナシ | ||
最低入金額 | 500円 | 500円 | 10,000円 |
ゼロカット | |||
スプレッド | |||
取引手数料 | |||
ロスカット | 20% | 20% | 20% |
主に違う点としては取引手数料がかかる代わりにスプレッドが狭くなるという点とボーナスの有無です。
XMのゼロ口座では口座開設ボーナスのみ受け取り可能となっています。
ゼロ口座の表示方法
ゼロ口座の表示は通貨ペアの後にピリオドが入るので注意して下さい。
『ゼロ口座で取引できない』『ゼロ口座で銘柄が表示できない』という方は大体がこのピリオドがついてる銘柄を選択していない原因が多いです。
例:USDJPY. 後ろにどの銘柄も必ずピリオドがつきます。


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ゼロ口座の手数料とスプレッド比較一覧


他口座との手数料&スプレッド比較
まずはXMのゼロ口座とスタンダード&マイクロ口座のスプレッドを表示させた画像を比較してみました。
ドル円に関してはゼロ口座のスプレッドは他の口座に比べて1/15ほど狭いことがわかります。
【スタンダード&マイクロ】実際のスプレッド


【ZERO口座】実際のスプレッド


ただしゼロ口座にはここから取引手数料が往復10ドル/ロット(1.0pip)かかります。


取引手数料はゼロ口座が一番安い






ゼロ口座には取引手数料+スプレッドが取引毎にかかりますが、それを考慮してもスタンダード口座やマイクロ口座よりも手数料は安くなります。
ドル円を例に実質手数料をみていきましょう。


ゼロ口座では往復手数料がプラスで1.0ピップかかります。スプレッドは0.1pipなので合計は1.1pipsです。
一方でスタンダード口座などはスプレッドが1.5pipsかかるので、ゼロ口座の方がトータル手数料は安くなります。
これはどの通貨ペアを選択しても必ずゼロ口座の方が手数料は安くなるようになっています。
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他社との手数料&スプレッド比較
通貨ペア | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|---|---|
USDJPY | 1.1 | 0.7 | 0.3 | 1.0 |
EURJPY | 1.5 | 0.8 | 0.5 | 1.4 |
GBPJPY | 2.5 | 0.7 | 1.0 | 2.0 |
AUDJPY | 2.2 | 1.0 | 0.6 | 1.8 |
EURUSD | 1.2 | 0.7 | 0.3 | 0.9 |
GBPUSD | 1.5 | 0.7 | 0.8 | 1.3 |
AUDUSD | 1.6 | 0.7 | 0.3 | 1.3 |
これらはXMと他社のECN口座のトータル手数料(スプレッド+往復手数料)を表示したものになります
表を見てもわかる通り、XMが一番手数料が高いのがわかります。
XMの中ではゼロ口座は手数料が安いですが、他社と比較すると安い方ではないです。
GEMFOREXはDD方式ですが、取引手数料が一番安いです。
NDD方式でスプレッドが狭くて好評なのがexnessという取引所です。
透明性が高く、スプレッドが広がりやすいポンドでもexnessのゼロ口座は95%がスプレッド0.0pipsというのが驚きです。
スキャルピングや取引回数が多い人はXMよりexnessで取引されることをおすすめします。
XMのゼロ口座(ZERO)のメリット


- トータル取引手数料が安い
- ECN取引で透明性が高い
- 取引手数料は経費扱いできる
トータル取引手数料が安い
XMのZERO口座はスタンダード口座やマイクロ口座よりトータルの取引手数料が安いです。
取引回数が多い人にとっては手数料というのは重くのしかかってくる重圧なので、スキャルピングなどの短いスパンで取引する方はメリットが大きいです。
特にスプレッドが広がりやすい通貨ペアをよく取引する方は往復手数料が固定のゼロ口座で狭いスプレッドで取引することをおすすめします。


ECN口座で透明性が高い
XMではNDD方式の取引で国内取引所と比較して透明性が高いことで有名ですが、NDD方式の中にもSTPとECNという2種類の取引方式が存在します。
基本的にECN取引の方が透明性が高いと言われており、XMではこのECNを取り入れている口座がZERO口座だけになります。


取引手数料は経費扱いできる
スプレッドは経費扱いできませんが、ゼロ口座の取引で発生した取引往復手数料は節税対策として有効になります。
ゼロ口座で100万円の利益がでて、10万円の取引手数料を支払った場合は90万円を所得として申請できます。
一方でスプレッドの場合は利益が100万円でもスプレッドを手数料として換算できないためそのままで計算されます。
XMのゼロ口座は追加口座で開設可能でいつでも解約可能なので、ちょっと使ってみたいという方は試しに開設してみて下さい
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XMのゼロ口座(ZERO)のデメリット


- レバレッジが最大500倍
- 入金・取引ボーナスが貰えない
- 最低入金が1万円
- CFD取引ができない
- 板情報が見れない
レバレッジが最大500倍
口座タイプ | 最大レバレッジ |
---|---|
スタンダード | 1000倍 |
マイクロ | 10008倍 |
ZERO | 500倍 |
これはスタンダード口座やマイクロ口座と比較した場合のデメリットですが、ZERO口座はレバレッジが最大500倍までしか設定することができません。
スタンダード口座やマイクロ口座などは最大1000倍まで設けることができます。
少ない証拠金で大きく稼ぎたいという方にとってはゼロ口座よりスタンダード口座の方が魅力的ですね。



入金・取引ボーナスがない
ZERO口座では入金ボーナスと取引ボーナスがつきません。
XMのスタンダードやマイクロ口座では入金ボーナスで最大50万円も貰えるのに対し、ZERO口座ではそれらが一切貰えません。
さらに取引ボーナスであるXMPも付与されないので取引を繰り返してもボーナスは受け取れません。
ゼロ口座では口座開設ボーナスのみ受け取り可能となっています。


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最低入金額が1万円
ゼロ口座は最低入金額1万円となっており、スタンダード口座の最低500円からと比べると最初のハードルが高いです。
少額から始めていきたいと言う方はZERO口座を使うとあまりXMの恩恵を得られないかもしれません。


CFD取引ができない
ZERO口座では日経225やダウ平均のようなCFD取引ができません。
個人的にXMではよく日経225やアメリカの株式指数でもあるダウ(US30)なども頻繁に取引しているため、これらが取引できないのは結構いたいです。
通貨ペアはどの口座も同じ種類取引可能なので、FXしか取引しない方にとってはそこまで気にする必要はありません。
ECN取引なのに板情報が見れない
ZERO口座はECN取引を採用しているのに板情報を見ることができません。
板情報とは、「どの値段で売買注文がどのくらい出ているか」がわかるものです。
SBI証券
基本的にXMをはじめとしたMT4/MT5のプラットフォームを採用しているFX業者はシステム上、板情報を表示させることができません。
板情報を表示させられる『cTrader』というプラットフォームを採用しているFX会社になります。
板情報を見ながら取引したい方はcTraderを採用している会社がおすすめです。
- AXIORY
- Tradeview
- FxPro
XMのゼロ口座(ZERO)がおすすめな人
- スキャルピング取引をする人
- ECN口座で取引したい人
スキャルピング取引する人
ZERO口座は他の口座と比較して取引コストが低いため、取引頻度がかなり多い人にとってはこの取引手数料などはかなりシビアに考えなければなりません。
スキャルピングトレードとは1日に数回〜数十回もトレードすることを指し、取引手数料は取引するたびに必ずかかるコストなので、
ZERO口座はこう言った取引回数が多いかたと相性が良いです。
ECN口座で取引したい人
スタンダード口座やマイクロ口座と言ったSTP取引より、ZERO口座のECN取引の方が透明性が高いです。
よりクリーンな環境で取引したいと言う方はZERO口座がおすすめです。
ですがスタンダード口座もマイクロ口座もSTPと言えど、NDD方式を採用しているので透明性はどの口座を選んでも、
国内取引所と比較すると圧倒的に高いので安心してください。
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XMのゼロ口座(ZERO)まとめ


- トータル取引手数料が安い
- ECN取引で透明性が高い
- 取引手数料は経費扱いできる
- レバレッジが最大500倍
- 入金・取引ボーナスが貰えない
- 最低入金が1万円
- CFD取引ができない
- 板情報が見れない
XMのゼロ口座について解説していきましたが、個人的にはわざわざ開設するほどの口座ではないというのが本音です。
XMを推してる身ではありますが、正直取引手数料が安い環境でトレードしたいなら、XMよりexnessのゼロ口座で取引した方が全然コスパがいいです。(※exnessの最低入金額は1000ドルです)
ボーナスも入金と取引ボーナスが受け取れないため、条件としては中途半端になります。
スタンダード口座であれば、exnessはボーナスが一切ないのでXMの方がおすすめです。
XMのゼロ口座(ZERO)についてよくある質問


ゼロ口座ではEAを使えますか?
はい、使えます
XMではどの口座タイプでもEA(自動売買)を使って取引することが可能です。


VPSは利用できますか?
はい、使えます
ゼロ口座でもVPSに契約して利用することが可能です。
条件に関しても他の口座タイプと同じです。


ゼロ口座に資金移動したらボーナスも反映されますか?
いいえ、ボーナスは消滅します
XMのゼロ口座は基本的にボーナスを利用することはできません。
スタンダードやマイクロ口座から資金移動した時にボーナスも振替資金と同じ割合移動しますが、ゼロ口座に移動した場合はそのボーナスが消滅します。
ゼロ口座に資金移動する際は十分注意して下さい。


デモ口座は開設できますか?
はい、できます
XMのデモ口座でもゼロ口座の利用は可能です。
ゼロ口座の最低入金額は1万円と少ない証拠金から始めたい方にとっては少しハードルが高いと思います。
まずはデモ口座からZERO口座を開設して使ってみるということをおすすめします。


ゼロ口座でゴールドは取引できますか?
はい、取引できます
ゼロ口座ではCFD取引が基本的にはできませんが、ゴールドやシルバーなどの貴金属の取引は可能となっています。


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