XMでは様々なCFD商品を取扱いしており、その中の一つが原油です。
原油は価格変動が激しくトレンドが発生しやすいため、上手に取引することで少額資金からでも大きな利益を得られる可能性があります。
2022年5月現在、ウクライナ問題でロシアへの経済制裁が行われており、原油価格が乱高下しており、良くも悪くも現在注目を浴びています。
この記事を読まれた方はぜひ取引量が今後増えてくる原油について、XMでの取引条件と一緒に学んでみてください
この記事では、XMの原油取引について詳しく解説します。
XMの原油取引の特徴4選
- XMでの原油の取引可能時間
- XMには4種類の取引可能商品が存在する
- XMの原油取引には限月がある
- XMの原油取引にはスワップポイントが存在しない
XMでの原油の取引可能時間
原油には取引可能時間が存在し、WTI Oilの場合以下のようになっております。
曜日 | 取引可能時間 |
---|---|
月曜日~木曜日 | 01:05-23:55 |
金曜日 | 1:00-23:10 |
土曜日~日曜日 | ー |
WTI Oilの場合、取引時間は基本的には平日の01:05-23:55で、金曜日には1:00-23:10となっています。
土日は相場が動かないため取引は行えません。金曜日だけはほかの曜日に比べ、若干取引終了時間が早いため注意が必要です。

4種類の取引可能商品が存在する
- BRENT (Brent Crude Oil)
- GSOIL (London Gas Oil)
- OIL (WTI Oil)
- OILMn (WTI Oil Mini)
XMでは、上記の4種類の原油商品を取引可能。産地や精製済みかどうかによって、違いが生じています。
それぞれの1lotあたりの取引単位は、以下のようになっています。
原油商品名 | 1lotあたりの取引単位 |
---|---|
BRENT (Brent Crude Oil) | 100バレル |
GSOIL (London Gas Oil) | 4トン |
OIL (WTI Oil) | 100バレル |
OILMn (WTI Oil Mini) | 10バレル |
それぞれどのような違いがあるのかを簡単に紹介します。
BRENT (Brent Crude Oil)
ノルウェーやイギリスといった、北海を産地とする原油です。
OIL (WTI Oil)の値動きに近いですが、わずかにOIL (WTI Oil)よりも割高になることが多いです。
XMでは1lot=100バレルで取引可能です。
GSOIL (London Gas Oil)
主にロンドン国際石油取引所(IPE)で取引される、精製後の軽油のこと。
精製後の価格なので、原油の10倍程度の価格で取引されるのが一般的です。
XMでは、1lot=4トンの価格で取引できます。
OIL (WTI Oil)
米国のテキサス州とニューメキシコ州原産の原油のことを指します。
世界1の原油消費国であるアメリカのニューヨークにある「マーカンタイル取引所」ど取引され、原油価格に大きな影響を与える金融商品です。
XMではOIL (WTI Oil)という商品名で取引でき、1lot=100バレルでトレードできます。



OILMn (WTI Oil Mini)
OIL (WTI Oil)と同じ商品内容ですが、OIL (WTI Oil)の10分の1の価格でトレードできます。
WTI(OIL)が1lot=100バレルであるのに対し、OILMn (WTI Oil Mini)は1lot=10バレル。
そのため、より少ない証拠金での取引が可能になっています。



XMの原油取引には限月が存在する
XMの原油取引には限月が存在します。限月とは「この月までに取引完了しなければならない」といういわゆる満期のこと。
具体的な日付はXMのホームページから確認できます。
ポジションを保有したままこの日付を迎えると、自分の意志と関係なく強制決済されるので気を付けましょう。



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XMでの原油取引のコツ3選
- ボラティリティの高さを理解する
- 一方的な値動きが多いことを理解する
- 世界経済には敏感になっておく
ボラティリティの高さを理解する
原油取引はボラティリティが非常に広いことで知られています。CFDは全体的に値動きが大きい傾向がありますが、原油は特に価格変動が激しいです。
原油のチャートは1日で数ドル程度の値動きをするのが当たり前なので、原油の取引が初めての方は驚くかもしれません。
そのため、短期間で大きな利益を狙うこともでき、デイトレードやスキャルピングに向いていると言われることもあります。
一方的な値動きが多いことを理解する
原油相場は一度トレンドが発生すると、一方方向に動き続けることが多いです。
そのため、トレンドに乗ることができれば、大きく利益を伸ばせる可能性があります。



世界経済には敏感になっておく
原油はガソリンや灯油、プラスチック製品の製造など、様々な場面で利用される機会の多い資源です。
そのため、世界情勢の影響を受けやすく価格が大きく変動する傾向があります。
近年ではコロナウイルスの蔓延により、原油価格が急騰する事態が発生しました。
外出自粛の影響でガソリンの需要が下がり、原油の価格下落を防ぐため産油国が供給量を減らすことで、価格下落を抑えようとしたためです。



ほかにも世界的な寒波の到来など、石油やガソリンの需要が増える出来ことが起これば、原油価格は上昇することが予想できます。
このように世界情勢に大きな影響を受けることが多いのが原油です。
インターネットや新聞で情報をチェックするなど、世界経済には敏感になっておくべきでしょう。
XMのMT4・MT5に原油チャートを表示する方法
XMで原油チャートを表示する方法は以下の通りです。
- メニューバーから気配値ボックスを表示させる
- 気配値欄から「oil」で検索
- チャートを表示する
メニューバーから気配値ボックスを表示させる
まずはMT4(MT5)を立ち上げ、「表示」から「気配値表示」をクリックします。
すると、MT4(MT5)の画面左側に、気配値一覧が表示されるはずです。
気配値欄から「oil」で検索
気配値欄が表示されたら、「クリックして追加」と表示された検索窓の箇所に「oil」と入力し検索します。
すると、追加できる通貨ペアの一覧が表示されるため、任意の原油先物商品をクリックしてください。
チャートを表示する
気配値一覧の中に、原油先物商品を表示できたらチャートを表示していきましょう。
商品名を右クリックし「チャートウィンドウ」をクリックします。
すると、画像のように原油のチャートを表示することができます。



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XMで原油取引をするメリット
- ゼロカットなので追証が発生しない
- 最大66倍のレバレッジを掛けられる
- 口座開設や入金でボーナスを受け取れる
- 同じ口座でFXや他のCFD取引ができる
- スワップポイントが存在しない
ゼロカットなので追証が発生しない
XMでは証拠金がマイナスになった分をXMが補填する、ゼロカットのシステムを導入しています。
そのため、証拠金以上の損失が発生する可能性がなくリスクをコントロールした取引が可能です。
原油はボラティリティが広く、価格の急激な上下動に巻き込まれれば、大きな損失に繋がる恐れがあります。
そのため、追証を請求される心配のないゼロカットシステムは、最大のリスクヘッジになる可能性があるでしょう。
最大66倍のレバレッジを掛けられる
最大66倍のレバレッジを掛けられるのも、XMの魅力です。
国内取引所のCFD取引では、せいぜい20倍程度のレバレッジが関の山。
そのため、スキャルピングやデイトレードを行う際には、物足りなく感じることもあるでしょう。
そんなときにXMの口座を利用すれば、60倍以上という高いレバレッジを活かし、短期間で大きな利益を狙うことが可能です。



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口座開設や入金でボーナスを受け取れる
XMでは主に以下の3種類のボーナスが存在します。
ボーナス名 | 詳細 |
---|---|
新規開設ボーナス | 新規にリアル口座を開設するだけで、5,000円分のポイントが付与される |
入金ボーナス | 2段階の入金ボーナス。 最大$500まで100%の入金ボーナス + 最大$4,500までの20%の入金ボーナス |
ポイントプログラム | 取引するごとにXMP(XMポイント)が貯まる |
このように口座開設・入金・取引でボーナスを受け取れる、非常に充実した内容になっています。
中でも、口座開設ボーナスは開設完了後に受け取り申請するだけでもらえるため、一切入金せずにリアル口座での取引を行えます。





同じ口座でFXや他のCFD取引ができる
XMでは原油以外にも、様々なCFD商品の取扱いをしています。
また、言うまでも無くFXの通貨ペアも豊富に取扱いしているため、FXやCFDを幅広くトレードできるようになっています。
これらの商品を取引するのに別々の口座を作る必要は無く、同じ口座内で好きな商品を選択しトレード可能なのがXMの魅力の一つです。
スワップポイントが存在しない
XMと他社のスワップポイントを比較すると以下のようになります。
ブローカー名 | スワップポイント |
---|---|
XM | なし |
Axiory | ロング:-0.67 ショート:-0.11 |
TITAN FX | ロング:-3.26 ショート:-0.66 |
Exness | ロング:-1.2 ショート:-35 |
GEMFOREX | ロング:0.088 ショート:-2.8 |
FXGT | ロング:-1.32 ショート:-0.05 |
このように他の取引所ではスワップポイントが発生しますが、XMの場合、取引の際にスワップポイントが発生しません。
そのため、ロールオーバー(ポジションの持ち越し)の際にも、スワップポイントの存在を気にする必要がありません。
マイナス金利になる心配が不要のため、日をまたいでの取引の際にも安心できます。





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XMで原油取引をするデメリット
XMの原油取引にはいろいろなメリットがある一方、以下のようなデメリットも存在します。
- スプレッドが広い
- さらに高いレバレッジを掛けられる取引所が存在する
スプレッドが広い
XMのデメリットはなんといってもスプレッドが広いところです。
以下表を見れば他社と比較してXMのスプレッドが広いのがよくわかります。
ブローカー名 | スプレッド |
---|---|
XM | 5pips |
Axiory | 0.4pips |
TITAN FX | 0.69 pips |
Exness | 0.7pips (ゼロスプレッド口座の場合) |
GEMFOREX | 2.2pips |
FXGT | 0.05pips |
このようにXMは他の業者と比べてスプレッドがかなり広くなっており、大きなデメリットと言わざるを得ません。
特にスキャルピングやデイトレードといった、短期スパンでの取引がメインの方にとって、かなりのマイナスになりうるでしょう。






そのため、短期取引をメインに行う場合には、XM以外の取引所がおすすめです。
原油取引については、FXGTはスプレッドが非常に狭くなっています。
そのため、原油でスキャルピングやデイトレードをするにはFXGTを利用したほうがおすすめです。
業界最狭スプレッド





さらに高いレバレッジを掛けられる取引所が存在する
XMと競合他社との、原油取引でのレバレッジ倍率の比較表は、以下のようになります。
ブローカー名 | レバレッジ |
---|---|
XM | 66倍 |
Axiory | 20倍 |
TITAN FX | 100倍 |
Exness | WTI原油:50倍 ULSIL:100倍 |
GEMFOREX | 66倍 |
FXGT | 100倍 |
XMでの原油取引では、最大レバレッジは66倍程度で、証拠金維持率は1.5%です。
原油のボラティリティの広さを考えれば、66倍というレバレッジ倍率は十分すぎる水準です。
しかし、Titan FXやHotForex、Exnessが100倍のレバレッジを掛けられることを考えると、XMのレバレッジは真ん中あたりになります。
そのため、より高いレバレッジ倍率での原油取引を求めるなら、他の取引所を利用したほうがいいかもしれません。



100倍レバレッジ
XMの原油取引についてよくある質問
ここまでXMの原油取引について解説しました。
ただ、まだXMを利用するかどうか迷っている方もいることでしょう。
そこで、XMの原油取引についてよくある質問をまとめてみました。
XMで原油取引できないことがあったのはなぜ?
XMは原油取引を取り扱っており、MT4・MT5でチャートを表示すれば、通貨ペアと同じ感覚で取引できます。
にもかかわらず取引できなかったのであれば、コロナショックでレバレッジ規制がかかっているときに、トレードしようとしたのではないでしょうか?
コロナショック時には原油価格がマイナスになり、XMでも原油の取引ができない事態になりました。
しかし、2020年末には原油価格に回復により取引ができる状態になっており、2022年現在は問題なく取引できるはずです。
取引ができない他の理由としては、取引時間外にチャートを開いているというケースがあり得るかもしれません。
XMの原油の取引可能時間は、平日は01:05-23:55、金曜日の1:00-23:10となっています。
この時間内であれば、原油のチャートを表示すれば取引できるはずです。
XMの先物取引では限月の自動ロールオーバーはある?
限月の自動ロールオーバーはありません。
満期になると自動的に決済されてしまうので、注意しましょう。



XMの原油取引まとめ
XMの原油取引はスプレッドが広いので短期取引には向きませんが、スワップポイントが発生しないため長期取引を行う上では非常に有利です。
また、レバレッジを最大66倍までかけられるため、資金効率を上げた取引を行えます。
そのため、スイングトレードなどの長期取引を中心に原油を取引したい方は、XMでの原油取引をしてみるのもいいでしょう。