XMは世界でも最大手の海外FX業者の1つですが、実は3つのブランドに分かれて運営されています。
いずれもXMグループの傘下なので大元は同じですがルールなどが違ってきます。
日本人トレーダーが利用するのはXMTradingですが、他のXM.comやXMGlobalとの違いを理解している人は少ないでしょう。
3つもあるとかややこしいよね
日本に住んでる人が利用しているのがXMTradingの方になりますが、なぜ3つも存在しているのか。
本記事では、XM、XMTrading、XMGlobalの3つのブランドの違いを詳しく解説します。
また、なぜXMTradingが日本人専用ブランドとして誕生したのか、それによってどんなメリットがあるのかについても解説しますので、XMの口座開設を検討している方は参考にしてください。
- XM、XMTrading、XMGlobalの違い
- それぞれが誕生した背景
XM、XMTrading、XMGlobalの違い
XMTrading | XM | XMGlobal | |
---|---|---|---|
運営会社 | Tradexfin Limited | Trading Point Holdings Ltd. | XM Global Limited |
所在地 | セーシェル | キプロス | ベリーズ |
ライセンス | FSA | CySec | IFSC、DFSA、ASIC、CySec |
レバレッジ | 1000倍 | 30倍 | 1000倍 |
対象国 | 日本 | 欧州 | その他 |
口座種類 | 4種類 | 3種類 | 4種類 |
口座開設ボーナス | あり | なし | あり |
入金ボーナス | あり | なし | あり |
取引ボーナス | あり | なし | あり |
WEBサイト | xmtrading.com | xm.com | xmglobal.com |
XMのブランドは実は3つ存在する
XMのブランドは3つ存在します。
- XM.com:欧州専用
- XMTrading.com:日本専用
- XMGlobal.com:欧州と日本以外
元々は1つで運営されていましたが、それぞれの国の事情や法律が原因で現在のような形態になっています。
上の表からそれぞれレバレッジやライセンス、対象国が違うのがわかるね
XM.comは欧州諸国が対象
XM.comは主にEU諸国で展開されています。
EUのESMA(欧州証券市場監督局)は2018年に個人投資家の保護を目的としたレバレッジ規制の導入を決定しました。
Renewal of restriction on CFDs
30:1 for major currency pairs;
CFD規制を刷新し、メジャー通貨ペアのレバレッジ上限は30倍になったよ
これの対応に追われたXMはレバレッジ上限30倍の欧州限定ブランドを独立させXM.comとXMGlobal.comを分離させました。
つまりXM.comで口座を開設する際はヨーロッパに居住している人のみが対象になります。
XMTradingは日本人が対象
XMTradingは日本人のみが対象となっているブランドになります。
他との1番の違いは取得している金融ライセンスがFSA(セーシェル金融ライセンス)です。
XMが取得しているライセンスとしては緩い方になりますが、あえてこの緩いライセンスを取得して日本人に営業しています。
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XMGlobalは欧州と日本以外が対象
XMGlobalは日本と欧州諸国以外の国が対象となるブランドになります。
保有する金融ライセンスが一番多く、どれも取得が難しいと言われるライセンスを複数揃えています。
ライセンス名 | 信頼性(難易度) |
---|---|
IFSC(ベリーズ) | ★★★★★ |
CySec(キプロス) | ★★★★★ |
ASIC(オーストラリア) | ★★★★★ |
DFSA(UAE) | ★★★★☆ |
これらのライセンスを取得しているということは相当信頼のおける会社であることが担保されています。
日本やEU諸国以外の国にお住まいの方はXMGlobalで口座を開設してください。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- ゼロ口座
- シェア口座
なぜXMTradingは日本だけ対象なのか
キプロスライセンス下で日本に営業ができなくなった
XMやXMGlobalが所有する規制が厳しいキプロスライセンスを持ったまま日本人へ勧誘することが難しくなりました。
そこで規制の緩いセーシェルのライセンス下でXMTradingというブランドが誕生しました。
経緯としてはこのようになります。
XMが元々保有していたキプロスのライセンスは、世界的にも規制が厳しいことで知られています。
このライセンス下で無登録のまま日本人を勧誘することは難しく、金融庁から警告を受けるリスクがありました。
そこでXMは、日本人向けにセーシェルのライセンス下で営業することを決めたのです。
セーシェルのライセンスは比較的緩いため、金融庁に無登録でも日本人向けのサービス提供が可能になりました。
このようにXMTradingが設立された背景には法的な事情がありますが、XMグループ傘下の会社であることに変わりはありません。
ライセンスは違えど、XMやXMGlobalと同等の高い安全性とサービス品質が提供されています。
XMTradingの安全性は高い
これに関してはXMTradingのライセンスがXMやXMGlobalと違うものの、サービス内容としては同じグループ会社なのでほとんど変わりません。
安全性に関しても最大手のFXグループ会社ということで非常に高いです。
XMは日本人顧客を非常に多く抱えており、日本人専用ブランドを立ち上げるほどなのでこの安全性に関してもかなりシビアに扱っているようなので安心してください。
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XMからXMTradingになったことによるメリット
XMTradingが日本人向けに特化したブランドを作ることで我々トレーダーにとって得られたメリットもあります。
- 全てのサービスが日本語対応になった
- 日本円の入出金がスムーズになった
- 日本人へのサポートが充実した
全てのサービスが日本語対応になった
XMTradingになったことで、あらゆるサービス、機能が日本語に対応しとても使いやすくなりました。
例えばMT4のインストール方法を動画で見たい場合、通常のXM.comの方では英語版しか公開されていません。
英語圏でない人はかなり大変になりますが、XMTradingでは日本語の動画が公開されています。
他にはウェビナー(FXのwebセミナー)もグローバル版では英語しか用意されていないのに対し、XMTradingでは日本人講師が日本語で講義をしてくれます。
デイリーマーケットのFXニュースも日本人が日本語で提供しているという徹底ぶりです。
XMTradingのおかげで言語の壁は全くなくなったね!
日本円の入出金がスムーズになった
XMTradingになったことで、日本円の入出金もとてもスムーズに行えるようになりました。
XMへの入金は国内銀行振込が可能になり、平日の営業時間内であれば即日で反映されるようになりました。
出金に関しても以前より手数料も安く、着金のスピードも上がりサービスの質が一気に向上しています。
日本人へのサポートが充実した
日本人向けのXMTradingを立ち上げたことで、サポートの方もとても充実するようになりました。
ライブチャットやメールの問い合わせも全て日本語で可能となり、返事もとても早いことで有名です。
日本人スタッフが在籍・対応していることから海外FX会社と思わないくらい安心して利用ができます。
これほど日本人に合わせた海外の会社もなかなかありません。
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XMの3つのブランドまとめ
XMTradingは日本人のために作られ、とても使いやすくなったブランドだよ
XMからXMTradingに移行したのは規制や法律の事情からが原因になりますが、それによって得られた恩恵は非常に大きいです。
安全性に関してもXMを6年以上利用していますが、一度もトラブルに見舞われたことはありません。
XMを利用するときはXMGlobalやXMと間違えないように気をつけてください。