海外FX業者を選ぶ時、業者が金融ライセンスを保有しているかはとても大切な要素です。
ライセンスを持たない業者の中には、怪しい業者や安全性の低い業者もあります。
対してexnessはグループ会社全体で取得難易度が非常に難しいものも含め8個もの金融ライセンスを取得しています。
このページでは、exness(エクスネス)の金融ライセンスについて詳しく紹介するとともに、海外FX業者の信頼性の計り方についても詳しく紹介しています。
exness(エクスネス)はセーシェルの金融ライセンス保有

exness(エクスネス)は、セーシェル共和国から金融業の認可を得ているFX業者です。

金融ライセンスは、日本の金融庁にあたるセーシェルFSA(Financial Services Agency)から取得しています。
事業者名 | Exness (SC) Ltd |
事業種別 | 証券ディーラー |
登録番号 | 8423606-1 |
ライセンス番号 | SD025 |
所在地 | Office 107, 1st Floor, Waterside Property Ltd, Eden Island, Mahe, Seychelles |
exness_sc@exness.com |
exnessのFXブランドを運営するExness (SC) Ltdという会社が、ライセンスの発行を受けています。
Exness(SC)Ltdは、日本居住者向けにサービスを展開するexnessのグループ企業の一つです。
Exness(SC)Ltdは、旧社名Nymstar Limitedから変更されたものです。
ライセンスの情報は、公式サイトやexnessヘルプセンターでも公開されています。
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exness(エクスネス) 金融ライセンスのメリット

海外FX業者の信頼性を計る上で、金融ライセンスの有無は大切な指標の一つです。
どの国のライセンスを保有するかで信頼性の違いはありますが、金融ライセンスを持つことで以下のことが担保されます。
- 企業の資金力の担保
- 顧客資産の保護ルール
- コンプライアンス・リスク管理の体制
上記は、どの金融監督機関でも最低限満たさなければいけない要件です。
さらに、ライセンスを維持するには数年ごとに更新しなければいけません。
このことから、ライセンスを持つ海外FX業者には、一定以上の信頼性や安全性があると言えます。
反対に、ライセンスを持たないFX業者は安全性を明確に担保するものがないので、利用には慎重になる必要があります。
exness(エクスネス)のライセンス情報をFSAで確認

exnessのライセンス情報が本物かどうか、セーシェルFSAの公式サイトで登録内容を確認してみました。
セーシェルFSAの公式サイトはライセンス情報を誰でも閲覧することができます。

exnessの企業名で検索をしたところ、以下の登録情報がヒットしました。

セーシェルFSA公式サイトには、exnessの正確な企業情報が記載されています。
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一国の金融庁にあたる機関に企業の詳細がしっかりと登録され、公開されている点は信頼できるポイントです。
exness(エクスネス)はグループでライセンスを複数保有

exnessは、複数の企業で構成されているグローバル企業です。
世界各地の顧客を対象に、その地域に合ったサービスをグループで分担し展開しています。

exnessでは、グループを構成する一つ一つの企業が各国から金融ライセンスを取得しています。
企業名 | 認可機関 |
---|---|
Exness (SC) Ltd | セイシェル共和国金融庁(FSA) |
Exness B.V. | キュラソーおよびシント・マールテン中央銀行(CBCS) |
Exness(VG) Ltd | 英領バージン諸島金融サービス委員会(FSC) |
Tortelo Limited | モーリシャス金融サービス委員会(FSC) |
Exness ZA(PTY) Ltd | 南アフリカ金融業界行為監督機構(FSCA) |
Exness(Cy) Ltd | キプロス証券取引委員会(CySEC) |
Exness(UK) Ltd | 英国金融行動監視機構(FCA) |
exnessグループとして評価の材料になるのは、取得がトップクラスに難しいとされている英国金融行動監督機構(FCA)のライセンスを取得している点です。
英国FCAは、日本の金融庁もモデルにしている組織で、ライセンス取得時の審査基準はもちろん、継続的な監査、顧客補償、サポート体制まであらゆる面で厳格なクリア項目があります。
また、Exness(Cy) Ltdが取得しているキプロス証券取引委員会(CySEC)も厳格なライセンスとして有名です。
キプロスCySECは、ギリシャの金融危機をきっかけに規制が強化され、現在では取得困難なライセンスの一つです。
グループで厳格なライセンスを保有してるということは、exness全体の信頼性・安全性が高いと考えることができます。

exnessのサイトからそれぞれの金融ライセンスを発行している監督機関の詳細を見ることができるよ




セーシェル共和国(FSA)のライセンスの信頼性は?


金融ライセンスは、発行している国により信頼性が異なります。
ライセンス取得の要件が厳しい国もあれば、簡単に取得できる国もあるからです。
ライセンス | 取得難易度 | 保有業者 |
---|---|---|
セーシェル(FSA) | 簡単 | exness、XM、FXGT |
英領バージン諸島(FSC) | 簡単 | iFOREX |
ニュージーランド(FSP) | 簡単 | GEMFOREX |
セントビンセント及び グレナディーン諸島(FSA) | 簡単 | Hotforex |
イギリス(FCA) | 難しい | LANDFX(海外向け) |
キプロス(CySEC) | 難しい | XM(海外向け) |
セーシェル(FSA)の金融ライセンスは、比較的簡単に取得することができます。
簡素な申請手続きに加え、取得に関わる費用を支払えばライセンスが発行されます。
そのため、セーシェル(FSA)のライセンスの信頼性はあまり高くはありません。
セーシェルは租税回避地として国外企業(オフショア企業)を積極的に誘致するため、各種ライセンスの取得要件が低めに設定されているからです。
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exness(エクスネス)グループのライセンス事情


ここでは、海外FX業者の実際の信頼性・安全性の図り方について、最新の海外FXのライセンス事情を交えながら紹介していきます。
信頼性はグループのライセンスで判断する
exnessの場合、日本居住者にサービス展開するExness (SC) Ltdのライセンスも重要ですが、さらに重要なのはグループ全体で信頼性の高いライセンスを保有しているかどうかです。
実際に、Exness (SC) Ltdはペーパーカンパニーで、運営の実態はexnessグループ本体にあります。


exnessの場合、グループでイギリス(FCA)、キプロス(CySEC)の二つの信頼性が高いライセンスを保有しています。



どちらか一方だけでも取得していれば信頼に値するライセンスだけどexnessはどっちも取得しているね
この場合、取得難易度の低いライセンスしか保有していない業者に比べ、exnessの信頼性・安全性は格段に高いと言えます。
他社のライセンス事情
近年では、exnessのように厳格なライセンスをメインとし、個別のグループ企業は担当地域に合ったライセンスを取得するというケースが多くなっています。
FX業者 | グループでの ライセンス | 日本居住者向け ライセンス |
---|---|---|
exness | 英国FCA キプロスCySEC | セーシェルFSA |
HotForex | 英国FCA キプロスCySEC | セントビンセント・ グラナディーンSVGFSA |
iFOREX | キプロスCySEC | セントビンセント・ グラナディーンSVGFSA |
LANDFX | 英国FCA | セントビンセント・ グラナディーンSVGFSA |
easyMarkets | キプロスCySEC | バージン諸島BVI FSC |
GEMFOREX | ー | ニュージーランドFSP |
XM | ー | セーシェルFSA |
exnessを始め、ヨーロッパ圏でもサービス展開する規模の大きい業者は、英国FCA・キプロスCySECなどの厳格なライセンスを保有しています。
一方で、GEMFOREXやXMなど日本居住者をメインの顧客とする業者は、取得しやすいライセンスの取得に留まっています。
共通点としては、日本居住者向けのライセンスはどの業者も取得難易度の低いものとなっています。
そのため、ライセンスで信頼性を他社比較するには、やはりグループで保有するライセンスを確認しなければいけません。
exness(エクスネス)が金融庁から認可を受けない理由


exnessは、日本の金融庁など信頼性が高い機関から認可を受けない(ライセンスを取得しない)のには理由があります。
exnessは、ユーザーにメリットのあるサービスを提供するため、あえて取得要件が低く規制の緩いライセンスを保有しています。


規制の緩いライセンスにより、exnessでは以下の2つのメリットがあります。
- 高い最大レバレッジで取引できる → 少額取引OK
- 追証なし&ゼロカット対応 → 借金リスクなし!
最大レバレッジが高いほど、少額の資金から本格的な取引ができます。
exnessのレバレッジは”無制限”なので、取引に必要な証拠金はほとんどかかりません。
さらに、高い最大レバレッジにはチャンスでより大きな取引ロットを持てるというメリットもあります。
また、入金分以上の損失を受けることがないというのも大きなメリットの一つです。
大きな損失を出しても、追加入金(追証)を請求されることはなく、マイナスになった資金は全て業者が補填してくれます(ゼロカット)
このように、規制の緩いライセンスではユーザーの資金管理に関わる点で直接的な利点があります。
exnessだけではなく、ほとんどの海外FX業者では日本居住者向けに取得難易度の低いライセンスを保有しています。
反対に、取得難易度が高いライセンスは、以下のような規制があります。
- 最大レバレッジが低い → 高額な証拠金が必要
- 損失を補償できない → 追証の請求あり
上記のような規制は、ユーザーや業者を保護する観点から設けられています。
しかし、この規制が取引の自由度を狭めユーザーにとって不利な条件となってしまっているのが現状です。




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exness(エクスネス)は金融庁から警告を受けている?


日本居住者が使えるサービスを展開する海外FX業者には、金融庁から警告を受けている場合があります。
金融庁の警告とは?
日本人向けに金融サービスを提供するには、金融庁の認可が必要になります。
未認可でサービス提供を行う業者は、金融庁から警告を受けることになります。
金融庁の公式サイトでも注意喚起がされています。


警告を受けている業者は、以下のようにリストアップされ公開されています。


FX業者だけではなく、仮想通貨取引所やバイナリーオプションの海外業者のリストアップされています。
ここにリストアップされている業者へは金融庁から警告書の発出が行われています。
exnessは日本撤退するの?
exnessは今のところ金融庁の警告リストには名前が載っていません。
ただし、今後リストアップされるのは時間の問題です。
「警告を受けたらexnessは使えなくなるの?」
と心配する方もいると思いますが、結論からいうとおそらくexnessはこれからも使えます。
理由は、多くの日本人ユーザーを抱える大手の海外FX業者は今でも問題なく使えているからです。
金融庁は、日本の法律外にある業者に対して警告書の発出以上のことはできません。
現在は、とてもグレーな状態で日本での運営が行われている状況です。
exnessを日本で取引するのは違法?
金融庁から警告を出されているもしくは出される可能性のあるFX業社であっても実際に取引を行うユーザーには何も関係がありません。
言ってしまえば、警告している業社に引っかかってしまった被害者的立ち位置になります。
なので日本ユーザーであっても問題なく海外FXは利用可能というわけです。
exness(エクスネス)金融ライセンスのよくある質問(FAQ)


- exnessは金融ライセンスを持っていますか?
-
セーシェル共和国の金融庁(FSA)からライセンスを取得しています
- セーシェルのライセンスの信頼性は?
-
信頼性は高くありませんが、グループ全体で厳格なライセンスをいくつも所有しています。
- exnessは金融庁から警告を受けている?
-
今のところ警告はされていませんが、今後警告を受ける可能性は高いです。
- exnessのライセンスは他のFX業社と比べて信頼性はある?
-
exnessはグループ全体で8個もの金融ライセンスを取得しており、これは海外FXの中でもトップレベルに多いです。
中でもイギリス(FCA)、キプロス(CySEC)の2つは取得難易度も難しく信頼性が高いライセンスとなっています。
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exness(エクスネス)金融ライセンスまとめ


日本居住者が使うexnessは、セーシェル共和国から認可を得ているということを紹介しました。
さらに、exnessグループ全体では、英国FCAやキプロスCySECなど厳格なライセンスも保有しており、金融サービス業としては高い信頼性を持っています。
ライセンス未取得、または一つのライセンスしか持たない業者より、安全に利用できる業者です。
かといってライセンスを所持しているから絶対大丈夫ということではありません。
海外FX業者の信頼性を計るには、ライセンス情報だけではなく業者の口コミや出金実績も参考にしましょう。