FXGTのCFD銘柄の中には、米国株価指数も含まれます。
なかでも、ダウやナスダックは米国の主要銘柄に気軽に分散投資できることから人気を集めています。
この記事では、FXGTのダウとナスダックについて解説していきます。
- ダウとナスダックそれぞれの特徴
- ダウとナスダックについて他社と比較
- ダウとナスダックをMT5で取引する方法
FXGTのダウの特徴

NYダウ(US30)とは?
NYダウ(US30)とは、アメリカの代表的な株価指数の一つです。アメリカの各業種の代表的な30銘柄で構成されています。
正確には「ダウ工業株30種平均」という名称で、「ダウ平均」や「ニューヨークダウ」などと呼ばれることもあります。
工業株という名称ではあるものの銘柄の追加や入替が定期的に行われているため、一例として以下のように様々な業種の株式が含まれています。
- アップル
- アメリカン・エキスプレス
- ゴールドマンサックス
- マクドナルド
- マイクロソフト
- ファイザー
様々な業種の銘柄が入っているのが分かりますね。
また、構成銘柄が30種類と少なめなので、一つの銘柄の値動きが指数全体に影響を与えるケースが珍しくありません。

特に株価が高い銘柄の値動きの影響を受けることが多いよ!
ダウのスペック
最小スプレッド | 300ポイント |
最大レバレッジ | 100倍 |
スワップポイント | bit:-9.5 ask:-5 |
最小/最大ロット数 | 1/100 |
可能保有合計ロット数 | 300 |
取引可能時間 | 月曜日 07:30~土曜日 5:55 ※毎日5:55~7:30まで休場 |
取引可能時間に制限があり、最大レバレッジが100倍な点には注意が必要です。



いつでも取引できて、最大レバレッジが1000倍の仮想通貨と比較すると、制限が多いね!
値動きがシンプルでトレンドが発生しやすい
NYダウは値動きがシンプルで、今後を予測しやすい特徴があります。
実際に以下の画像を見ていただくと、値動きが分かりやすいことがよくわかります。


このように複雑な動きが少なく、読みやすいのがNYダウの特徴となっています。
ダウ平均の値動きがシンプルなのは、アメリカを代表する企業の株価から構成されているためでしょう。
アメリカが経済成長すると上昇し、失速すると値段が下がるという分かりやすい値動きをすることが多いです。



もしも今後もアメリカの経済成長が続くなら、現物を購入してホールドしておけば儲かることになるね!
FXGT公式サイト:https://fxgt.com
FXGTのナスダックの特徴


ナスダック(NASDAQ/US100)とは?
ナスダックとは株式市場の銘柄ですが、一般的に取引する銘柄を指す場合には米国ナスダック株価指数100のことを指します。



米国ナスダック株価指数100やUS100などとも呼ばれるよ!
構成銘柄はIT系企業が多く、代表的な銘柄には以下のようなものがあります。
- アップル
- マイクロソフト
- Amazon
- テスラ
- エヌビディア
- メタ
- アドビ
- ネットフリックス
このように、聞いたことのある社名はだいたいナスダックの構成銘柄に含まれているイメージです。
IT業界は値動きが大きいため、ナスダック値動きが激しくなることが多いです。
また、ITの銘柄が大きく価格変動するとそれに伴って、急騰・急落する可能性があるのもナスダックの特徴です。



1990年代後半に起こったITバブルの際にはナスダックの価格も急騰し、バブルがはじけたときには急落したよ。
ナスダックのスペック
最小スプレッド | 300ポイント |
最大レバレッジ | 100倍 |
スワップポイント | bit:-10 ask:-10 |
最小/最大ロット数 | 1/150 |
可能保有合計ロット数 | 750 |
取引可能時間 | 月曜日 07:30~土曜日 5:55 ※毎日5:55~7:30まで休場 |
最大ロット数・可能保有ロット数が多い
ダウとナスダックの最大ロット数と可能保有ロット数を比較すると以下の通りです。
銘柄 | 最大ロット数 | 可能保有合計ロット数 |
---|---|---|
US30(ダウ) | 100 | 300 |
US100(ナスダック) | 150 | 750 |
このように最大ロット数や可能保有ロット数を比較すると、US100(ナスダック)の方が多いことが分かります。
FXGT公式サイト:https://fxgt.com
ダウとナスダックはどちらを選ぶべき?


ダウとナスダックはどちらも米国の代表的な銘柄で構成される指数で、値動きには相関関係があります。
そのため、いったいどちらで取引すべきか悩む可能性もあるでしょう。
とはいえ、明確に異なる点もあるので、迷った場合は以下のように選択するのもいいでしょう。
必要証拠金が少なく済むのはナスダック
必要証拠金が少ないほうがいい場合は、ナスダックを選択するようにしましょう。
ナスダックとダウのいずれも最小取引単位は1ロットですが、ナスダックの方が1ロットあたりの市場価格が小さいので、必要証拠金が少なく済みます。
具体的には、以下のようになります。
銘柄 | 市場価格 | 最小必要証拠金 |
---|---|---|
ナスダック(US100) | 12000円程度 | 120円程度(レバレッジ100倍の時) |
ダウ(US30) | 31000円程度 | 310円程度(レバレッジ100倍の時) |



少額の資金で取引したい場合は、ナスダックの方がオススメだよ!
スワップポイントが少ないのはダウ(US30)
ダウとナスダックではいずれもマイナススワップが発生しますが、以下のようにスワップポイントが異なります。
US30(ダウ) | Ask(購入):-5 Bit(売却):-9.5 |
US100(ナスダック) | Ask(購入):-10 Bit(売却):-10 |
このようにロング、ショートいずれのポジションを保有した場合でも、ダウの方がマイナスが小さく済むことが分かります。
スワップポイントを抑えたい場合には、US30(ダウ)を選んだ方がいいでしょう。



スワップはポジションを保有して4日目から発生するから気を付けよう!
ダウかナスダックかをまとめると以下のようになります。


FXGT公式サイト:https://fxgt.com
FXGTの米国(アメリカ)株価指数の基礎情報


最大レバレッジはともに100倍
ダウとナスダックいずれにおいても、最大レバレッジは100倍となっています。
そのため、必要証拠金は注文数量の1%です。



1000倍のレバレッジをかけられる銘柄もあるけど、株価指数の取引では最大100倍だよ!
取引可能時間が決まっている
ダウとナスダックとは共に取引可能時間が決まっており、月曜日 07:30~土曜日 5:55のみにトレードできます。
そのため、基本的には土日は取引できないと考えておいた方がいいでしょう。
また、平日においても毎日5:55~7:30まで休場となるため早朝に取引したい方は要注意です。



為替の取引と同じように取引可能時間は基本平日になっているよ!
スワップポイントはいずれもマイナス
株価指数のレバレッジ取引においては、必要証拠金を超える金額をFXGTから借りる必要があるため手数料がかかります。
この手数料がスワップポイントとして引かれるため、ダウ・ナスダックいずれについてもマイナスに設定されています。
スワップは最初の3日間は無料ですが、それ以降になると発生するようになり、金融日には3倍のスワップが生じます。



3日以上ポジションを保有し続ける場合は、スワップポイントに気を付けよう!
FXGT公式サイト:https://fxgt.com
FXGTのダウやナスダックについて他社と比較


最大レバレッジに関して他社と比較
FXGT・XM・GEMFOREX・exnessについて、最大レバレッジを比較して表にしてみました。
FXGT | ダウ:100倍 ナスダック:100倍 |
XM | ダウ:100倍 ナスダック:100倍 |
exness | ダウ:200倍 ナスダック:200倍 ※口座内の有効証拠金金額がUSD1,000未満など条件あり |
このようにどのFX業者も、米国株価指数の最大レバレッジは100倍程度になっています。
esnessは最大レバレッジが200倍ですが、有効証拠金額などの条件が設定されており、他社よりも高いレバレッジで取引できる状況は限定的です。



FXGTはレバレッジに関しては、平均的な水準であることが分かるね!
スプレッドについて他社と比較
もっともスタンダードなタイプの口座タイプにおける、スプレッドは以下の通りです。
FXGT | ダウ:3 ナスダック:3 |
XM | ダウ:2.5 ナスダック:1 |
exness | ダウ:6.7 ナスダック:14.3 |
このようにFXGTのダウやナスダックのスプレッドは、比較的狭い水準であると言えます。



よりスプレッドが狭い環境を求めるならXMを使うのもいいよ!
スワップポイントについて他社と比較
FXGT | ダウ・・・買い-5 売り -9.5 ナスダック・・・買い -10 売り-10 |
XM | ダウ・・・買い -4.65 売り -0.62 ナスダック・・・買い -1.8 売り -0.24 |
exness | ダウ:0 ナスダック:0 |
スワップポイントについては原則どのFX業者でもマイナスとなっています。
ただし、FXGTはマイナス幅が大きいのでスワップポイントについては優れているとは言えません。



スワップポイントが気になる場合は、スワップフリーのexnessを使うといいよ!
FXGTのダウやナスダックは短期取引向き
FXGTのダウやナスダックは、他社と比較してスプレッドが狭くスワップポイントは高い傾向があります。
そのため長期取引に利用すると、スワップポイントの影響で手数料が高くなってしまう可能性があるでしょう。
FXGTでダウやナスダックの取引をするなら、短期取引がいいかもしれません。



長期取引するならスワップポイントが発生しないexnessがオススメだよ!
FXGT公式サイト:https://fxgt.com
FXGTのダウやナスダックをMT5で表示する方法


取引するには、まずはダウやナスダックのチャートをMT5上に表示する必要があります。ここではそのやり方をご説明します。
パソコンのMT5でダウやナスダックを表示する方法


まずは気配値ウィンドウ上で右クリックをし、「銘柄一覧」をクリックしてください
続いて検索窓に「US100」と入力し検索してください。


その後、「銘柄を表示する」をクリックすると、気配値一覧に「US100」が表示されます。


気配値一覧に「US100」が表示されているので、右クリックします。
その後、「チャートウィンドウ」をクリックするとチャートが表示されます
スマホのMT5でダウやナスダックを表示する方法


まずはMT5アプリを起動し、右上の「+」マークをタップしてください


続いて表示したい銘柄を検索します。ナスダックのチャートを表示する場合「us100」を検索します。
するとUS100が表示されるので、タップしてください。



ダウ平均のチャートを表示するには、us30で検索してね!


続いて気配値一覧に「US100」が表示されるので、こちらをタップしてください


続いて「チャート」をタップすると、スマホの画面にチャートが表示されます。


するとナスダック(US100)のチャートが表示され、テクニカル分析や売買ができるようになります。



PCで注文したポジションをスマホで確認することもできるよ!
FXGT公式サイト:https://fxgt.com
【FAQ】FXGTのダウやナスダックについてよくある質問


- ダウやナスダックの取引にもボーナスを利用できる?
もちろん利用できます。
FXGTでは入金不要で受け取れる口座開設ボーナスや、入金ボーナスが利用できるので、積極的に活用するといいでしょう。
- ダウやナスダックは24時間取引できる?
ダウやナスダックは月曜~金曜の平日であれば、原則24時間取引可能です。
ただし、毎日5:55~7:30の間は休場時間のため取引できません。
また、土日は休場のため一切トレードできないと考えておきましょう。
- ダウやナスダック以外にはどんな米国の株価指数を取引できる?
ダウやナスダック以外ではUS500(S&P500)を取引できます。
S&P500は、米国の代表的な株価指数で米国の主要銘柄500種類の時価総額をベースに作られた指標です。
ダウやナスダックよりも構成銘柄数が多いため、より多くの銘柄に分散投資したい場合には、S&P500での取引をしてみるといいでしょう。
- ダウやナスダックは為替と同じ口座で取引できる?
FXGTではFXとCFDは同じ口座で取引できます。
そのため、同じ口座で為替やダウやナスダックといった米国株価指数、仮想通貨・メタル(金属)など様々な商品を取引可能です。
FXGTのダウとナスダックについてのまとめ


ダウやナスダックは米国を代表する複数の銘柄から構成されており、米国の株式にかんたんに分散投資できるのが魅力です。
トレンドが続きやすく為替よりも値動きを読みやすい傾向があるので、為替でなかなか利益が出ない場合はダウやナスダックを取引してみるといいかもしれません。